2012年12月10日月曜日

展示見学交流会:「日比谷に咲いたタカラヅカの華1」

「日比谷に咲いたタカラヅカの華1:タカラヅカを彩った芸術家(アーティスト・クリエイター)たち 」
開催日:2012年12月10日18:00~
場所:千代田区立図書文化館(日比谷公園内)1階特別展示室 
URL: http://hibiyal.jp/hibiya/museum.html
内容:宝塚歌劇百年の2014年も近づいてまいりました。
同年、日比谷に専用劇場が竣工されてから80年になります。
東京におけるタカラヅカを今一度振り返る第一弾として、
日比谷公園内の図書文化館にて企画展が始まりました。
私たちの研究会にとっても、タカラヅカを軸に、
ローカルからグローバルに、益々学際的に考え、交流していく機会になればと願っています。



2012年11月12日月曜日

作品論ワークショップ(5):宝塚と銀幕と~『宝塚夫人』('51年・東宝)~

開催日:2012年11月12日18:30-
コメント:山梨牧子
場所:早稲田大学キャンパス16号館612教室 
内容:第13回宝塚映画祭の開幕を間近にして、春日野八千代さんの演技が見応えある稀な映画作品『宝塚夫人』(1951年・東宝)を題材に、
宝塚歌劇と映画(製作所)の関係を改めて顧みて考察する機会としたいと思います。演劇博物館で開催中の<池部良の世界展>と合わせて是非ご参加下さいませ。
参考:http://www.skystage.net/Prgm/Detail/20.html
★不滅の俳優 池部良の世界展(お時間のある方は事前にご見学下さい):http://www.waseda.jp/enpaku/special/2012ikebe.html
ついでに、越路吹雪展もどうぞ!
小特集『アプローズ 越路吹雪』展@演劇博物館2F廊下
宝塚映画祭HP:http://takarazukaeiga.com/2012/theme_1912.html


2012年10月20日土曜日

関連イベント: 韮崎市ふるさと学習散歩

-小林一三翁生誕140周年・宝塚歌劇団創立100周年記念事業-
韮崎市ふるさと学習散歩
開催日:2012年10月20日 12:30~
主催:逸翁すみれ会、韮崎市商工会
会場:韮崎市商工会館集合、その後韮崎市内散策
内容:(以下、主催者HPより抜粋、転載)


旧韮崎町で生まれ育った大事業家小林一三翁の少年期の足跡をたどり、当時の生活、勉強、遊び、友人、支援してくれた人たちや、一三翁の生涯を学びます。
【プログラム】
<第一部:屋外研修> 13:00~14:30  ○数字はコース順番号(変更の場合有)
①JR韮崎駅→②穴観音(布屋江戸期墓地・富屋墓地)→③蔵前院(小学校入学当時)→④韮崎小学校(途中で新築され移る)→⑤追分(当時の商家・賑わい)→⑥下宿分家跡(生誕地2402番地)→⑦霞堤(上京時の心境)→⑧中宿分家(育った家2223番地)→⑨『布屋』本家跡(育てられた家2153番地)→「韮崎市商工会」
※ ことぶき勧学院生には、最初の受付場所で受講カードに押印します。
<第二部:室内研修> 14:30~15:30 (韮崎市商工会館2階会議室)
 ビデオ学習
講義「小林一三の生涯と少年期」
【参加費】  1人 1,000円(資料、保険代)
【参加条件】 高校生以上
【定 員】  40名(定員になり次第、募集を締め切ります)
【服装・持ち物・駐車場】
 全行程でおよそ1.5キロメートル歩きますので、軽装かつ運動靴でご参加ください。また、駐車場は旧税務署跡地(韮崎郵便局近く)をご利用ください。(当日ご案内いたします)
【案内人】 逸翁すみれ会会員(解説者1名、随行者2名)
【主 催】 逸翁すみれ会、韮崎市商工会【連絡先】  韮崎市商工会 
〒407-0024 韮崎市本町一丁目5-25
電話:0551-22-2204(代) FAX:051-22-9500
E-Mail nirasaki@shokokai-yamanashi.or.jp    担当 北 田邉

(当日の様子)

1:小林一三が子供時代を過ごした故郷韮崎の山々。この地形にも近い池田に親しみを感じて、雅俗山荘の居を構えた説も。


2:小学校の通学路。近くに宝来座という芝居小屋があって、小林少年も好きで通っていたという。


3:放課後、友達達とわんばくに駈けまわっていた崖の上に佇む神社と洞穴。郷土の小林一三を語る山梨県大学の向山先生。

2012年9月6日木曜日

臨時研究交流会:デンマークで宝塚を論じて:その魅力と課題

開催日:2012年9月6日17:00-18:00
ゲスト:アンナ・マリア・ユール
会場:共立女子大学
デンマークより来日中のアンナ・マリア・ユールさんに コペンハーゲン大学の卒論のテーマに宝塚を選ばれた体験談を語っていただきます。

2012年7月28日土曜日

発表:『なぜ宝塚歌劇の男役はカッコイイのか』の著者による男役の魅力の秘密

開催日:2012年7月28日16:00-18:00
発表者:中本千晶
会場:共立女子大学
内容:中本千晶氏が長年敬愛してきた男役、元・雪組トップスター「轟悠」の魅力について、 舞台映像も視聴しつつ、5つのキーワードから語ります。 それぞれが感じる「男役」の魅力の普遍と差異について考えるきっかけとなればと思います。 あわせて、同じく轟ファンとして知られる鈴木先生とのトークも交えつつ、 男性からみた「男役」の魅力、女性からみた「男役」の魅力の違いについても、 解き明かしていきたいと思います。
<発表者プロフィール>
中本千晶:兵庫県加古川市生まれ、山口県周南市育ち。東京大学法学部卒業。
2000年まで株式会社リクルートに勤務したのち、独立。モノ書きに。「仕事は遊び、遊びは仕事」がテーマ、専門分野は舞台芸能(宝塚歌劇、文楽)、キャリアと独立、出版業界。主な著作に『なぜ宝塚歌劇の男役はカッコイイのか』(東京堂出版)、『なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか』(小学館新書)、『宝塚読本』(文春文庫)、『熱烈文楽』(三一書房)などがある。また、朝日新聞社デジタル舞台ページ、日経産業新聞「流行ウォッチング」を執筆

2012年5月19日土曜日

発表:エリザベート変容

開催日:2012年5月19日16:00-18:00
発表者:鈴木国男(共立女子大学教授)
会場:共立女子大学
内容:渡辺芳敬( 著者名:渡辺諒)先生の御著書『エリザベート読本:ウィーンから日本へ』(青弓社、2010)は、この作品を語る上での必読書です。ここで示された成果をベースに、ウィーン版、宝塚版、東宝版の「エリザベート」を改めて比較検討してみたいと思います。
映像を見ながら、一緒に考えてみましょう。



<発表者プロフィール>
共立女子大学文芸学部教授。ローマ大学演劇研究所に留学。18世紀イタリア演劇、オペラ、ミュージカル、宝塚歌劇を研究。
「シェイクスピアの光と影」(『文学芸術』第30号)、集英社「イミダス」(2010)の演劇欄を執筆。共著に『宝塚という装置』(青弓社、2009)。

2012年4月16日月曜日

発表:「宝塚の翻案ミュージカル」

開催日:2012年4月16日 (月) 18:30~ 
発表者:渡辺芳敬(早稲田大学教授)
会場:早稲田大学16号館402-2教室
内容:「ロミオ&ジュリエット」「激情(ホセとカルメン)」「凍てついた明日」等を中心に、宝塚翻案ミュージカルの可能性について。



<発表者プロフィール>
渡辺芳敬(わたなべ よしたか)
哲学博士(パリ第一大学)。早稲田大学教授、文芸評論家。「渡辺諒」のペンネームで群像新人賞受賞(1991年)。宝塚関係では『エリザベート読本 ウィーンから日本へ』(青弓社、2010)がある。

2012年3月24日土曜日

発表:吸血鬼と異性装:スタジオライフ版『ドラキュラ』とミュージカル『ドラキュラ』

開催日:2012年3月24日16:00-18:00
発表者: 吉田季実子 (法政大学)
会場:共立女子大学
 内容:吸血鬼の登場する作品はさまざまにあるが、本発表ではその原点ともいえるブラム・ストーカーの『ドラキュラ』を取り上げ、劇団スタジオライフのストレートプレイである『ドラキュラ』と和央ようか主演のミュージカル『ドラキュラ』という2つの異性装上演に着目し、吸血鬼物語におけるセクシャリティとその表象に関して分析を行う。 宝塚歌劇の作品である『蒼いくちづけ』と『シルバーローズクロニクル』『薔薇の封印-バンパイアレクイエム』についても言及する。



<発表者略歴> 吉田季実子 法政大学、東京経済大学非常勤講師。専門はイギリス文学。 共著書に『今を生きるシェイクスピア』(研究社)、共訳書に『反逆者の群像 』( 青土社)。ミュージカル・蜘蛛女のキス劇評:蜘蛛女の操る幻想-『心配しないで。この夢は短いけれど、幸せの物語なのだから』で第15回シアターアーツ賞佳作入選。

2012年2月18日土曜日

関連イベント:宝塚少女歌劇の新舞踊「春から秋へ」シンポジウムと再現上演

開催日:2012年2月18日13:30開演
主催:楳茂都陸平研究会
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟 小ホール
内容:1930年の映像に映される宝塚の街と娯楽。小林一三の文化政策としての野球と歌劇とは。
2006年に発掘され、修復された作品をご覧頂く良い機会でもあります。是非ご参加下さいませ。



参考:http://harukara-akie.com

2012年1月28日土曜日

発表:映画『学生三代記 昭和時代』に表れた世相と文化

開催日:2012年1月28日16:00-18:00
発表者:鈴村裕輔(法政大学)
会場:共立女子大学
内容:1930年に製作・公開された無声映画『学生三代記昭和時代』は、宝塚を舞台とする映画である。10分ほどの短編ながら、製作当時の宝塚の様子だけでなく、1920年代末からの世相や文化を、断片的ながら象徴的に描き出した作品である。今回の発表では、『学生三代記昭和時代』の中心的な話題である野球と宝塚、そしてラジオ放送という三点を通して、映画という大衆的な娯楽が映し出す当時の世相と文化のあり方を検討する。
DVD資料提供:NPO法人映画保存協会
http://www.filmpres.org/archives/214#.TxC_Wq7yckw




 発表者プロフィール
鈴村裕輔(すずむらゆうすけ)
1976年生まれ。法政大学国際日本学研究所客員学術研究員。法政大学大学院国際日本学インスティテュート政治学研究科政治学専攻博士後期課程修了。博士(学術)。主な専門は比較思想、理論政治学、文化研究。主著に『二〇世紀の思想家たち』(共著、2004年、梓出版社)などがある。また、文化研究の一環として日米の野球の研究にも従事しており、2005年以降3冊の著作を上梓している。